保育を詳しく

 子どもは本来能動的であるから何にでも興味をもち、やろうとし、知ろうとします。 それは全て模倣から始まり、学びとなるのです。

 人がどうかではなく、自分が何をするかという事なのです。 自分ができる事をできる分、やればそれでいいのです。多くを望まずに。 今、何をするかを考えて子ども達はいつでも努力しているのです。

子どもが自ら考え、動き出そうとしているその瞬間、時間がとても大事です。 その時に保育者の、大人の暖かな眼差しが「今を生きる」ことの後押しとなると思います。 大人の余計な口出しは「今を生きる子ども達」の制止にしかならないのではないでしょうか。

 子どもの感覚はするどく、ニセモノをみやぶる力があると感じる時があります。 本物の文化を与えることでより感性が研ぎ澄まされていくのです。

理想、夢なくして現実はやってこないものです。 ハプニングや失敗があった時にこそ、対応できる力が育っていくのです。

子どもは仲間の中で育ちゆく。 自分の気持ちをわかってくれる人がいて、喜んでくれる人がいて、悲しんでくれる人がいる。 自分自身を認められるから友達も認められます。だから「〇〇ちゃんは・・・しないよ。」という否定が仲間の中にありません。 お互いを認め合い、高めあう集団があります。 それは大人も同じでありたいと思います。